砂以外の鳥取


便器に蚊が止まっていておしっこを掛けて撃退しようとしたら向かってきた時の俺。ベレー帽ですこんばんわ。


最後は鳥取です。足立美術館のあとは米子まで移動して、皆生温泉にて旅館泊。

この辺りに宿泊するとツアーだと大体皆生温泉にとまることになるのですが、私もそれに習いました。



米子では余り見ないコンビニチェーンがありました。

そしてこっからバスで皆生温泉へ。まあとにかく山陰では移動に困りました…。何処へ行っても
最後はバスなのです。
電車にしても30分ずつならいいんだけど大抵は時間一本なのです。

だから目的地に
着いたらすぐに帰りの電車バスの時間を調べるのが先というwww

千葉の房総辺りをイメージして頂けると分かりやすいかと思います。実際に石見銀山に行った時も足立美術館もバスからは殆ど降りないのに現地には人が居ますので、車が現地の足になっていて観光客は大型バスで来ていることが分かります。

ただこれは私の住んでいる地域でもそうですが電車よりバスの始発が遅いので、朝一で動きたいときはタクシーで駅まで行く必要がある点ですかね。

私の家はド田舎なので前のりも常に視野にあるのですが
旅行先で前のりは意味不明なのでいつもはまあ大概都市部のビジネスホテルを取っていると言うわけです。



じゃあ今回に限ってなんで寂れた温泉街にしたかというと、単純に電車泊、ビジネスホテル泊と来たから変えようと思っただけです。



結果的には大成功です。現地に行ってこそ色々分かる事もあります。


ここ皆生温泉は熱海以上に寂れていて、そして看板が出ている店は殆どが
ソープランドです。

これ熱海に行った時も思ったのですが、
るるぶとかいい旅夢気分ってそーゆう情報を隠していると言う事。

実際のところはかつての宿場町、温泉街と言うところはそうゆう側面があり、功罪はともかくとして紹介はすべきだと思います。

温泉街なんて本来スイーツ(笑)が女子同士で行くようなところではなく、会社の団体で行って
ピンクコンパニオン呼んだりする所なんですよ。それをね無かった事にしてるから客が居なくなったんですよ。いやまあ私もそんな世代ではないのですがね。

宿の人に聞いたところ、この辺の相場は2〜3万円で、今は観光客の利用は少なく、地元の鳥取の若者がメインとの事です。



夜は熱海同様にホテル組合で花火を毎日10分ほど挙げているみたいで、近隣から浴衣で海岸まで出てきてました。屋台もあるし射的もあって、まあ良い雰囲気ですよ。



俺にはこうゆういかがわしさはありなんですけど、出雲大社女子会ツアーだったりは面食らっているでしょうな。

さて翌朝ですが、旅の最終日で昼には飛行機に乗るので、駆け足で境港へ。



境港線は0番ホームです。



鬼太郎電車に乗りました。



境港です。



ご存知の通り、水木ロードです。

写真を撮ると黒めに写ってしまうのでフラッシュを焚くと今度は白すぎるかな…。
結局最後まで悩んでしまい全てフラッシュありと無しで両方取りました。

私は妖怪検定初級を持っており、その殆どがここのブロンズ像からの出題だったので感慨深いものがあります。

しかしまず思ったのが

べれ「小っちぇ…」





稀にこのような等身大も居るのですが殆どは想像より小さいものと思っていいです。

色が違うところは全て触られてテカテカになっています。


境港は既に終わってました…ゲゲゲの女房バブルが。

ま、そうは言ってもそれなりに落ち着いた人数は居ます。こっからが正念場でしょうか。

さてブロンズ像ですが私が覚えていたよりも若干増えて150越えくらいです。全部撮ろうかとも思いましたが面倒なのと最終的にはここにない隠岐の分を数体残してしまうのを知っていましたので好きな妖怪だけにしました。



サラリーマン山田のオールビュー。ま、
チョイスがいきなり妖怪じゃないというw

大体において背面を見ることが出来ないのでこれは貴重かと思うのです。



べとべとさんに至っては、背面に謎の火の付いた提灯が!何だコレ?立体じゃないんだから刺青か? 水木先生のアイディアなのか?

街は結構凝っていて


水木ロードは全長800mくらいですから往復でもまあ1時間もあれば全部回ってしまえる観光地です。

う〜ん。これはやっぱり観光地と言うよりもやはり水木ロードとしか言いようがないですね。客観的にいって県外から来るところではないかな。どうしてもあの妖怪の背面資料が欲しい!と言うのでなければ。個人的には妖怪検定初級持ってるし達成感があります。兵役を終えたみたいなものでしょうか。

いや良いんですよ。通常ここへはこれだけで来ると言う事は無く、砂丘なり、出雲大社なりとセットであるはずなので。大型バス観光なら移動の休憩がてらに来るのでしょうし、軽い観光と言うのも需要はありますのでね。美術館ていどの観光のつもりで。

山陰まとめ

私が二泊四日で回ったのは

サンライズ出雲、石見銀山、松江城、島根美術館で夕日(天候不順で失敗)、一畑電車、出雲大社、足立美術館、米子(祭りの日でした)、皆生温泉、境港、米子鬼太郎空港。


といった感じです。昼の飛行機ではなく夜の飛行機にすれば砂丘にも行けたかもです。飛行機が絡みますと冒険は出来ませんですが…。公共交通機関が安定していればもっと予定も立つのですがねぇ。

乗り物はサンライズ出雲、山陰本線、路線バス、シャトルバス、シャトルバス、貸しチャリ、路線バス、スーパー隠岐、レイクラインバス、レイクラインバス、タクシー、一畑電車、路線バス、スーパー隠岐、シャトルバス、シャトルバス、スーパー隠岐、路線バス、タクシー、境線鬼太郎電車、境線鬼太郎電車、ANAです。

まあ本来は地元から横浜までと羽田から地元までの移動がプラスされるんですがね。

問題は上の交通機関のほぼ全てが1時間ごとで、まれに30分ごとという…。乗車時間も最低30分です。まー予定が組めないわwww

角島大橋と秋芳洞と鳥取砂丘、投入堂、玄武洞ミュージアム、天橋立が残ってしまいました。

秋芳洞は行くと思うけど後は多分いかねーだろーなー。特に砂丘は出雲大社に行ってしまった事で被る事になるので尚更逝き辛くなったと言う…。





いや…行かなくてもいいなwww