初めてのインドその2 インド人を右に


「くおー!!ぶつかる!!アクセル全開!ここでインド人を右に!」
ゲーメストという雑誌で起きた伝説の誤植で正しくはハンドルを右にでしょうね。どんだけ字が汚いんだ。ベレー帽ですこんばんわ。

早朝、睡眠時間1時間と
40秒で支度をしてニューデリー駅へ!



12月のインドは旅行社や雑誌が言うようなベストシーズンでは決してなく、実際には朝晩に
物凄い霧が発生します。
現地のガイドに本当のベストシーズンはいつだ!?と問い詰めると10月〜11月が涼しくてかつ、霧にならないとの事。うむ、休めないね。仕方ないね。夏は40℃超えだけどイメージ的に我慢してでもそっちの方が良いのかもね。

というわけで朝6時始発の特急電車に遅れないため、4時30分に出発、霧のためバスが普段の半分のスピードも出せないからです…。

で、本来はホテルに朝食が付いてる筈ですがこの日はお弁当。



お、おう…。

添乗員「一番豪華なお弁当を用意しておいてくれとホテルに伝えたんですが…。」

基本、現地の水や食べ物も食べると当たるんだけど、ナイフの入ってない果物は大丈夫との事。 パンとバナナは食べた。パンは乾燥していてパサパサでまずいです。パンはこれがというわけで無くインドのパンの全てがです。

そしてバスが駅に着きました。ニューデリー駅です。実は鉄道大国インドの鉄道に乗るのはこの旅では結構楽しみにしてました。

だってこれでしょ?www

 

いやいやちげーよ。それは危険すぎて今やアジアの何処でも見られなくなった
幻の光景だった筈です。

そう、中国の人民服+自転車の光景のようなもので、いつまでも見られると思っていたらいけない。


実際の駅の光景は




…お、おぅ! これはインド人をびっくりさせるのは確かに困難だわw



添乗員「インドの新幹線と言われるシャターブティー急行です。」

きったねえ新幹線だなw

実は正面の写真が無いのはこの辺は動画で撮っていたからです。駅の雰囲気も撮る為ですが。
ところがupするとなると団体旅行のため、日本人同行者がどうしても見切れてしまって居ます。写真は極力避ける事が出来ますが動画はちょっと…。

困っていたところyoutubeにほぼ同じ動画が上がっていました。うーん流石日本人だ、発想が同じよね。





ごめんなさい。観光初日から心が折れそうです。いえ、折れました。もう帰りたい!新幹線はコレジャナイ!

通常は団体のインドの旅行では鉄道は使いません。何故なら時間の予測が立たないから。1時間どころか12時間遅れることもザラ。

でも電車を使うとアーグラーまでわずか2時間。バスだと5時間です。何故ならバスもまた遅れるから。交通渋滞でね。

ただこのニューデリー〜アーグラーのみは信用できるのです。それは始発であること。200kmと短距離であることと好条件だからです。
しかしこの日デリーに戻るんですが帰りはバスです。何故ならば夕方の戻りの急行は朝の車両が行って来いなのですが、あらゆるところで順々に遅れ、それが最後の方には致命的に遅れるからです。
信用できるのは始発で次の駅までなのです。



車内はこんな感じw ちなみに別に団体で隣同士を押さえているのではなく、私の両隣はインド人ですw

インド人の彫りの深い三白眼の目力が強くて怖い!あと
全然笑わないよインド人!愛想笑いとか一切無いの!無言のインド圧が超プレッシャー!!そして余裕の2時間遅れのアーグラー到着です。霧が凄くてスピードが出なかったのです。仕方ないとはいえ期待を裏切らない。 車窓は全部霧なので割愛。

ちなみにその後、この電車は都度遅れ、終点では6時間遅れ。戻りの電車は日をまたぎ、
翌朝の始発の時間までに戻って来れなかったそうですw あぶねーなー。聞いたのは9時の時点で始発が出てないという情報でした。

鉄道であったことはサービスの軽食(クッキーとチャイ)の後、ミントの葉を売り子が廻る事と



扉は運転中も開くということと、そこから見ると
線路脇でうんこをする連中をズラーっと見られるというデカルチャーw

アーグラー到着。


バクシーシ(喜捨あるいは施し)だ! これでもうインドの全てが畳み掛けるように襲ってきたw

物乞いに電車内で貰ったミネラルウォーターを施し。その見返りとばかりに写真を撮らせてもらったのです。

基本的に日本では貧乏で貯めてからとはいえ、海外に観光に来てる身。 同行ツアーの方々は一人にあげても根本的な解決になって無いとの最もな方針でしたが、私は割りとあげていた方です。ただ財布を出すのは危険なので(沢山の物乞いに囲まれる)、それ用のアメちゃん(金のミルク)を大量に持っていって居ます。これは旅行誌にもあるアジアでの旅の知恵です。あとお金だと取り仕切ってるボスに全て持っていかれてる可能性。

ま、コレに関しては物乞いにはやらん、せめて物売りや芸をするなら出してやるという方も。

ちなみに
私は幼女にはあげる!写真は撮る!の方針です。来世の為の功徳も積めて幼女に感謝されて俺は良い気分。みんな幸せ。

別の場所からの車窓ですが


インド人は写真撮られるのが大好きなので割りと写真には寛容です。ご覧の通りです。



駅の外観と外の様子。

うーん、
車はスズキばっかりだ。あとは世界一安いTATAとマヒンドラかな。それで9割です。



ヒュンダイは強くないです。何しろTATAは10万ルピー(20万円)なのだから。

そもそもが車よりもオートリキシャの方が多いくらいです。まあオートリキシャをホンダやトヨタは作らんだろうw

というかその前に
インドの車からクラクションの機能を外せ!今すぐ外せ!



牛渋滞に…



積載オーバーに



派手なトラック



渋滞中のバク転での物乞いと…

出し惜しみしねーなーw 午前と午後で
もう全部揃った!

もう取れ高充分のお腹一杯だから一旦切ります。