旅ベレ「初めてのインド」その1 喫茶ぶらじる


どうも!ベレー帽です。旅ベレです。


旅猿の最近の放送で喫茶ぶらじるが年末で閉店という事でしたので、その前に行っておきました。

旅猿では喫茶ぶらじるで旅先を発表するのが恒例です。

べれ「次の旅先は
インドです!」


でわいつものごとく、最初は準備編なので、まずは国情報から。

インドは
人口12億人。首都はニューデリー

インドは仏教発祥の地でありながら国民の殆どが
ヒンズー教。
ヒンズー教的な理由で牛を食べません。豚はイスラムが食べない。ですので基本はチキン。というかベジタブルとノンベジに別れ地域によっては肉自体ないことも。
また酒も飲みません。外国人向けの高級レストランやホテル以外では売ってません。
無いことになっている
カースト制は根強くあり、物乞いが何億人も居ます。
国鳥はインドクジャク
通貨はルピー 
1ルピー=約2円。(手数料込み)
有名な観光地は
タージ・マハルガンジス川。
あとインド人は数学に強いことになっている。

まあwikipedhiaにあるような事はこんなものか。
実際はどうかはさておき。 それはおいおい説明しましょう。

実際に私が旅にあたって事前に準備したものはというと。

はい・OK=アッチャー
いいえ=ジー・ナヒーン
プリーズ=ディージエー
おはよう・さよなら=ナマステ
おいしい=アッチャー・カーナー
ありがとう=ダンニャワード
あとは数字を1〜10と100と1000
トイレはジェスチャーで小指
お金は人差し指と親指をこする、世界共通か。

普通は団体ツアーはこれで充分だけどインドはもう一つ!

要りません=ナヒーン・チャーヒエー

まあ言葉が通じても引き下がりはしないのがインドだがw

インドの観光ビザ
有効期間半年、ただし半年後には暫く間を空けないともう一度取ることが出来ません。仕事で無いのに年に何度もインドなんかに行く奴は運び屋に違いないという疑惑からです。

またインドのビザ取得は何故か写真撮影に厳しく、3ヶ月以内に撮ったもので全体が5cm×5cmで背景は白に限り、顔は全体の70%〜80%かつ目の位置は上から2cm±5mmといった具合です。またデジカメとインスタント記念写真不可です。

写真館からマージンでも貰ってるんじゃねーのかと!

そして人には厳しいくせに、その写真の寸法の情報がHPでは古い情報のままです。(長らく放置でしたが直りました。) また同様に申請書類も英語表記のみで、かつ大使館に行っても用紙はなくダウンロードして印刷してこいとの対応との事。普通の人だと平日に何度も行かされ2ヶ月は要すので、高額を払って旅行社に依頼しました…。

結果できたビザはパスポートに貼られますが、あれほど厳しかった顔写真が粗くアス比が狂っていてひどい饅頭顔に…インド人め〜! 


それ以外に事前に必要なものは
旅猿DVDインドとインド2を。これは必見。近年の旅バラエティでは最高傑作。まあ今は全くツマラン番組に堕ちてしまいましたが。特に初回はインドには絶対に行かない!と笑えること確実です。

スラムドック・ミリオネヤ 映画ですが面白い!面白いがインドには絶対に行かない!と心に染みる作品です。

2chのまとめ
インド行ったら散々な目にあった
インドには絶対に行かない!と、布団から出なくなるレベルの話。

エア・インディア 評判 検索
もしかしてエアーインチキ? インドには絶対に行かない!

行くなよ!絶対に行くなよ!



か、関空!?



エアインディアでインドへ!

今回、関西主催のインドツアーへ参加しました。全員ひとり参加という特異なツアーです。まあ新幹線と特急はるかの料金は掛かりますが、まあ関空は初めてなので空港観光と考えればまあいいか。成田便には逆に名古屋・関西の人沢山来てるしたまにはこっちもね。

ただ私はいつも偶数ばかりのところに普通に一人で参加して何も不都合は無い人なので、そこにはこだわりが無かったです。休みが決まってますから出発日と日数は勿論ですが、最大の理由は
ブッダガヤに行くことです。

ブッダガヤはお釈迦様が悟りを開いた菩提樹があるところです。一大観光地ではあるんですが昨今のツアーでは行くことは無く、何故かサルナートという初めて説法を行った地に良く行きます。

…初めて説教(説法)って微妙w

やはり俺も菩提樹の下で瞑想したい。悟りを開いて!宗教立ち上げて!
教祖になって金も女も!

ところが逆に今
るるぶ・まっぷる等が推してるインドは女子旅インド!サリーを着てマハラジャの宮殿ホテルアーユルヴェーダのヨガ体験!ゴールデントライアングルを巡るタージ・マハル!ピンクシティ!象乗り体験!

そんなパンフレットみたいな
架空のインドは世界の何処にもありません。

他にはネパールとのセット、南インドも行く日数の長いもの等、ほぼ全社のプランも検討したんですが

結局ブッダガヤへ行けるのは関空発のエアインディアの経由便のみという事でした。成田はANAが直行便出してるんですけどねぇ。
経由便というのは私は初めてですが、成田から香港、香港で降りる人と乗る人を入れ替えしてデリーに飛びます。各駅停車みたいなものです。私らをデリーで降ろした後はムンバイまで行くそうです。最初私は10日前まで香港で乗り継ぎだと思っていて、香港で買い物できると思ってたのですが…1.5時間の機内待機だそうです。

初日、エアインディアが僕にしてくれたことは、関空での一時間遅れの搭乗。経由地の香港での3時間半の機内待機。
結果初日の睡眠時間は一時間。家以外では眠りが浅いので寝ないで起きてたのが裏目に出たぜ。



機材自体はバッテリー問題で賑やかしたB787という最新式。3列3列3列でB777と比べて前後もほんのわずか広く、そのほんのわずかが飯食うのに全然楽です。
しかし機材は最新でも
運用は全く出来ていない。

謎の香を焚くのでインドっぽい匂いの機内。
何度言ってもトイレの紙を切らすので自分で持っていく。
チキンかフィッシュを聞かずに強制的に渡されるw どっちもカレー味なのは期待を裏切らないw
機内テレビはインド映画オンリー。(ゲームとか航路図は勿論あるよ。)
極めつけは私のツアーの仲間が、椅子が壊れていて座れないからお前ら降りろとw いやいや私ら団体ツアーだから困るとガイドさんの必死の交渉。結果、
ヨーロッパ人が2人が強制的におろされて切れてました。(いやそれは切れていいが)
エアインディア…恐ろしい子!


だがエア・インディアは国内線含めてあと4回も乗るのだ。



インディラ・ガンジー国際空港

インド意外と発展してるぞ!

そして
インドの冬は寒いぞ。日本の移動用でこっちでは使わないと思ってた冬ジャケットが大活躍だ。

デリーの朝と夜の
気温8℃。



そして一見すると綺麗な宿だ。FreeWifiもあるでよ!翌日もここの連泊です。

アジアでは見た目が良くても色々壊れてるのが基本。

現に冷蔵庫は無いな…テレビは液晶でサムソンの大きいのだがリモコンが無いw 今時のだからリモコンなしじゃ電源も入らんw

歯ブラシ・シャンプーセット等のアメニティが無いのは欧州もそうだが、やはり無い。まあ持ってきてあるけどね。

3時着で4時起、よし一時間しかないがシャワーと綺麗なトイレだけは済ませておくぞ。

うん、シャワーはぬるま湯だ。てゆーか水に限りなく近いな。団体が一斉にお湯を使ったからか…

寒いから無理だ。

暖房は25℃に設定してもブーンといった後に11℃に点滅して戻ってしまう…。

ふとんにくるまって横になろう。外は…とても一人で出歩ける治安じゃない。中は綺麗でもあくまでもここはインドなのだから。

ちなみにバックパッカーのような安旅ではなく、日本では当たり前のことをインドでするには、当然
日本以上にお金が懸かることになります。この宿も現地価格で8000円〜12000円位の筈です。

したがって今回4泊6日にも関わらず、6泊8日のラスベガス・グランドキャニオンよりも高いです。ビザとかサーチャージとか保険とか入れて
総額およそ38万です。お土産と飲食は2万以内で別ですが。

べれ「インドのくせに…