世の中うそだらけ



ディズニーランドでミッキーとミニーに逢って童心に帰ったあと、何故かホテルにいく汚れた大人の皆様こんばんわ。早くそっち側の人間になりたいベレー帽です。


今日は詭弁とかトリックとか手品についての話です。


さて私が人生において最初に煙に巻かれた体験をしたのは、


てんとう虫コミックス ドラえもん 9巻
 世の中うそだらけ


のび「わあい!僕が100円。ドラえもんが50円のだ。」
ドラ「しょうがない。早く買ってきてよ。」
のび「こづかいが少ないと、アイスを買うにもいろいろ苦労するよ。」
アイス屋さん「まいど、ありがとう」
ジャイアン「おっ、アイスか。」
ジャイアン「ちょうど良かった、一つゆずってくれ。」
のび「自分で買えば。」
ジャイアン「店まで行くのがめんどくさいんだよ。それとも俺の頼みがきけないってのか。」


ジャイアン「安いほうでいいや。ほれ50円。」

のび「また一つ買ってこなくちゃ。」
ジャイアン「ちょっと、待った。」


ジャイアン「やはり、100円のにする。」

のび「あと50円くれよ。」


ジャイアン「どうして?」

のび「どうしてってことあるか!?50円しか払わないで持ってって。」
ジャイアン「おまえ頭悪いなあ。いいか、よく聞けよ。」
ジャイアン「はじめに50円払ったな。今50円のアイス渡したな。」
のび「うん。」


ジャイアン「50円と50円合わせていくら?」
のび「ちょうど100円!」

ドラ「150円持ってってどうして50円のアイス2個しか買えないんだよ!」
のび「僕もはじめは変だとと思ったんだ。だけどよく考えたらわかったよ。」
のび「ドラえもんもあまり頭良くないね。」


見事なジャイアン理論!

これは一瞬、納得しちゃいます。

でもまあこれくらいなら詭弁にも気付きますね。


でも、この話の中盤では、ひみつ道具「ギシンアンキ」を飲んだのび太がジャイアンに対して


ジャイアン「軽い冗談だよ。おこるな、50円返すから。」
のび「50円じゃないだろ、100円だろ。」
ジャイアン「何いってんだ、このバカ。」
のび「僕はあれから考え抜いたんだ!よく聞けよ。」
のび「君からもらったのは50円玉一個だ。」
ジャイアン「そう。」
のび「こっちが渡したのは50円と100円のアイスだ。」
ジャイアン「50円のは返したぞ。」
のび「その50円のアイスははじめの50円と合わせて100円のアイスの代金になるんだ。だから貰ってないのと同じだ。」
のび「わたしたのが50円と100円のアイスで合計150円。もらったのが50円。差し引き100円すぐよこせ!」


のび太ロジックきたーーーーーー。

ややこしいですが、ジャイアン理論を逆手にとってます。っていうか実は俺よく分かってないかもしんない。


で、それとは別に友人からネットでトリックにはまってしまったと相談を受けました。

それがこのサイト

Archery Cityさん

その中の雑学のコーナーのトランプ手品の項

http://www.usiwakamaru.or.jp/~doraemon/jyuku/magic/magic1.htm

と、透視手品の項

http://www.usiwakamaru.or.jp/~doraemon/jyuku/magic2/magic2.htm


さて、幸いにも私にはトリックが分かったのですが、うーん、オリジナルのページに答えが書いてないですね、これ。
、、、ということはあれか。


えー私、昔、
トランプ手品に凝っていた事もありまして、サーストンの三原則というのがあります。まあ手品師の心得です。

1、
種明かしをしない
2、同じ手品をその場で2度繰り返さない
3、現象をあらかじめせつめいしてはならない


という訳ですので、紹介しといて無責任ではありますが
トリックは教えない。

ただヒントを言っておくと、2番を逆に考えて何度も繰り返せば分かるかと思います。


ちなみに、その友人の時には、トリックを見破った瞬間うっかりそのまま教えてしまいました。
申し訳ない。むしゃくしゃしてやった。今は反省している。



で、何で今日は何故こんな話をしたかというと




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/06/14(火) 14:45:08 ID:72Vs3NF20

ある3人が旅館に泊まりにいきました。
料金は一人10,000円とのことなので、30,000円受付の人に払いました。
その受付の人が女将さんに30,000円を持っていくと
「3人ならサービスで25,000円なのよ!!5,000円返してきなさい!!」
と女将さんにしかられました。
受付の人は急いでお客さんに返しにいきました。

ですがここで悪魔がささやいたのです。
「ちょっとならパクってもばれないよ…」と。
そこで受付の人は2,000円を自分のポケットにいれ、お客さんには一人1,000円ずつ返しました。

さてここでおかしなことが起こってます。
一人10,000円払って1,000円帰ってきたので9,000円払ったことになります。
つまり3人で27,000円払ったことになりますよね?
それで受付の人が2,000円もってます。

んんっ??
27000+2000=29000????
残り1000円はどこにきえたのでしょう?


これに、はまっちゃいまして。

ええ、勿論、俺は答えカンニングしましたよ。


にんげんだもの   byみつを

余談ですが、その頃に行った手品屋さんで手品の種を買ったところ、店の親父が中々品物を渡さないんですよ。で、俺がお釣りと品物を貰おうと手を出すと、品物が消えちゃった!しかもお釣りが俺のポケットから出てきた。しかも君みたいな初心者はキャップから始めなさい。それはまだ早いよと駄目出しを食らう始末。うーん俺、方向音痴だし友達に教えてもらったあの店が何処だか分からないなあ。新宿の何処かだったと思うのですが、なにぶん10年以上前の話なもので。誰か知ってたら情報キボン。