チリメンモンスターというのは、ちりめんじゃこに混入している小さい海老や蛸をゲットするという遊びです。
要するにアサリに入ってる小っちゃい蟹を探すようなもので、不良と捉えるかラッキーと捉えるか。
世間的には不良品と捉えるようなので、メーカーさんも選別して取り除いてしまっているので、現代のちりめんじゃこにそうそうチリモンは混じっていません。
ところがこの商品は取り除く前の原初のチリメンジャコを教育用に販売しているものです。 なんと食用不可！
実際問題は食えるのだけれども、世知辛い世の中の為に食用不可なのです！ コンプラまじうぜえ！
さあ、選別を開始するぞ！ ひたすらピンセット！
ほんの一掴みなのにこの面倒臭さｗ 逆にこれチリメンジャコが全然入ってねえｗ 商品用にはじいた方を売ってもらってるわけでそれはそうだ。
サイズ的にはチリメンジャコなので1ｃｍ前後の選別です。
最初の方に出たので幾つも出ると思っていたが、結果１匹/万しか出なかったタツノオトシゴの仲間です。
タツノオトシゴはそれこそタツノイトコとかタツノハトコとか種類が多いので幼体での判断は難しい。
ウナギとかアナゴのレプトケファルス幼体
この位の魚類が一番難しい…。 変態前の幼魚なのもあるし、乾燥時の欠損など条件が悪すぎて同定が非常に困難。
しょくれてたり、ヒレの場所とか顎の形とか見分けるポイントは分からんでもないが、いかんせん数が多すぎてやる気が起きないｗ
仮に80％までは分かっても最終的には欠損多くて同定には至らないでしょうね。専門家なら尚更断定を避けるだろうし。
蟹のメガロパ幼生
ウオノミの仲間
蛸の仲間
ワレカラの仲間
私これ、つい最近まで存在すら知りませんでしたが、子供に見せたい番組上位だった鉄腕DASHで、サラッと紹介されていた時に必死にｇｇｒｋｓしてましたが、尺取虫のようなカマキリのような海老状の生き物です。割れ殻という諸説。
本来のちりめんじゃこかな？ カタクチイワシの類。
やばい！これ想像と違って滅茶苦茶地味な作業すぐる！
本来は社会科見学とかで、科学部とかの課外授業と火でワイワイ大人数でやるものだから、尚更つまらんｗ
３時間選別したけど1/4も終わってない… 残りは会社の子供がいるパートさんとかに配ろう…
まずいなぁ、タツノオトシゴの仲間はレアなのでテンション上がったものの取れ高が全然足りない…。
他の人はどうネタにしてるんだろう？
