高野聖
即身仏7つの衣を集めた結果ですが、初めて宝くじが10,000円も当たった上に、おまけに3,000円も当たってるという大フィーバー。
更に直ぐにお見合い?というか女性との会食が決まるという御利益!
ま、結果の一万円は宝くじの買い増しで泡と消え、会食の方は私の失態により残念な結果になりました。……が、これはもう単純に私の力不足で、上人は出会いまでをやって頂いたので何も悪くない。これほど現世御利益が即効したパワースポットは他にありません。 早い内に出羽三山にお礼に参りたいと思います。
長くなりましたがベレー帽ですこんばんわ。
即身仏の上人達は、みな真言宗の湯殿山系で、名前に海が付くことから空海リスペクトだYO!なので、私もリスペクト。LOVE
& 遍照金剛
せっかく和歌山まで行くので、そのあとに熊野も詣でますが、まずはLet’s高野山へGO!
橋本駅にはまことちゃんが居ますが、楳図先生は高野山生まれだそうです。
現時点では私は弘法大師よりも楳図先生を尊敬しています。グワシ! F先生に至っては大日如来より尊敬しているZE!
うーむ。スタンプラリーって言うか、三十三箇所巡りってそもそもそういう物なのでは?
南海電鉄高野線 天空です。 今年引退ですが、次の新しい車両は不便な橋本からじゃなく、大都会の難波からになるらしいのでアクセスがより容易に!余計に高野山は外国人だらけになる事でしょう。 さす空
次はケーブルカーです。 弘法大師の時代には無い文明の利器を全部使う!
うーむ、涼しい。 そして楽ちん。
これくらいの天気の方が、深山幽谷ぽくて良いですね。 これが大門です。ここより先が高野山です。
初日は宿坊にステイ。 高野山自体はアクセスは良好ですが、インバウンド人気もあって宿坊の一人泊は予約困難なので団体ツアーで参加しました。
外国人に高野山が人気なのは、ベジタリアンが精進料理を食べてみたいという目的もあるらしいぜ。
とりあえず一番メインの根本中塔というか、その手前の松へ……。
普通の松じゃなくてレジェンドの、三鈷の松
弘法大師が密教を日本で広めるには何処が良いかと、唐の青龍寺から三鈷杵を投げたところ、高野山のこの松に刺さっていたのが見つかったとの事です。
飛梅じゃないんだから、なかなかのファンタジー。
刺さってた飛行三鈷杵は金剛峯寺にありまーす。(嘘臭いエピソードと思ってたら現存する)もちろん重要文化財、でも見学できるかどうかは分かりませんでした!(AIまとめ風)
現在7代目ともいわれるこの松は、稀に三又に別れた松葉が出るという事で、木から直接抜いちゃ駄目ですが、落ちてるのはご自由に持ち帰って良いとのこと。
財布に入れろという事で、入れといたら早くも半分に折れてしまいましたが、私は偶然ゲットできていました。
宿坊に泊まりなので根本中塔のライトアップはチェキラ!
ちなみに高野山エリアに泊まると分かるのですが、ファミリーマート高野山店はマジで極楽浄土!
早朝、宿坊でお勤め体験をして、弘法大師がおられる聖域である奥の院へと向かいます。
奥の院では弘法大師が禅定といって、今も即身仏となり我々の為に祈祷を行ってくれています。
出来る限り弘法大師の近くに墓を立てれば、56億7千万年後に弥勒が現れる瞬間に立ち会えるという事で、戦国武将から土地の富裕層、上場企業などがこぞって高野山にお墓を立てています。
手前のゾーンでは、比較的近年の日産の物故従業員慰霊碑や
ヤクルトで人が死ぬのか分からないが、ヤクルト供養塔などが目立ちます。 なんでも企業墓は松下幸之助が最初に始めたらしいので、後の社長も真似したとか。ヤクルトは別に人体実験してたわけではなく、円満に定年退社して亡くなった方々への慰霊だそうです。なーんだ。
東日本大震災供養塔や、阪神淡路、二次大戦英霊殿などは一等地に。
古くからの参道は戦国時代の有名武将ゾーンです。
徳川と上杉謙信が別格で立派なのですが、ツアーだったため見られず……。
このクラブツーリズムの団体ツアー。いろいろいぢわるなツアーで。
泊まったのに弘法大師に食事を運ぶ儀式見られないし、墓はほとんど案内してくれませんでした。霊宝館も別料金というか、入る時間的余裕が全く無かったです。
あまりに悔しかったので、トイレ休憩と買い物に当てる為の30分をフルで使って、往復1.5kmを戻り探し回りました。48歳なのに全力猛ダッシュ……。
こちらの真ん中の石塔が織田信長です。これは辛うじてガイドさんが解説してくれたのですが、参道から外れるのでく遠くからでした。
同じく豊臣です。白い服の人が見えますがその隣の石塔です。 近くまで行きたかったが……(以下略
ここからが私がダッシュで追加した墓。
着くまでは簡単だったのですが、聞いていたよりずっと案内板が無く、探し回ったあげくタイムアウト。
伊達政宗
武田信玄・勝頼
島津家 多分だけど家久と義弘かと、他には明智光秀や石田三成などあるらしいのですが、見つけられませんでした。
本能寺や東軍西軍、敵味方、宗派も男女も関係なく葬られています。
ぶっちゃけここに骨は無いし、生前に造られていたり、後世に造られたりと、まあ戦国武将はそのままでは地獄行きなので、弘法大師に縋りたいという事でしょう。 やっぱ戦国大名も弘法大師はリスペクト!
そしてこの橋の先が、奥の院のなかでも特にサンクチュアリで、写真撮影が禁止です。
ズームはしても良いw この日は工事中で本堂が閉まっておりますが、この真裏に地下室の御廟があります。
朝の6時と10時30分の2回、お弟子さんが弘法大師にお食事を運びに行く儀式が行われます。
私も後日、御利益があったらお礼がてら今度こそ、その儀式を見に来ようと思います。
ちなみに橋を渡った左右にも、むしろ戦国時代よりは時代の下った明治か大正の富裕層の墓が沢山あります。
お金を積めば徳も積めるという事です。 とにかく弘法大師に近いほど有難いのだ。
ちなみに私は見つけられませんでしたが、ジャニー喜多川の墓もどこかにあるそうですよw
公認ガイド(世襲)が熱烈に勧めてきたので買いましたが、弘法大師のゴールド散華お守と、胎蔵界と金剛界曼荼羅です。
どちらも3000円もします……。
3,000円出すなら弘法大師のアクスタの方が欲しいし、曼荼羅はクリアファイルにしてくれ。
空海は最澄と遣唐使の同期なんですが、どちらも超天才なんですが、割と理論派の暗記型で、文部科学省事務次官みたいな印象。もちろん官僚的な派閥争いと天皇からの信任とか、結構政治的な駆け引きも出来る社交性もあるトップエリートという側面も。
じゃないと天皇の莫大な金銭支援を受けて、山奥の高野山や比叡山に根本中塔なんて建てられないよね?
イメージ的には修行僧というよりは、科挙に受かった留学経験のあるインテリといった感じでしょうか。
修験道の山伏や、湯殿山系の即身仏の方が激しい荒行で信仰に生きてる感じで、私的には好きですね。
金剛界曼荼羅の極意を教えてという最澄の申し出を、空海が断ったり、天台宗は真言宗より格下とか、仲悪かったり派閥争いするので、あんまり悟ってねーんじゃないかなと。 LOVE&ピース
ただ、空海さん、書が得意だったり、武田信玄なみに温泉見つけるのがうまいので、やっぱりリスペクト!