ジハード

人は何故争いをするのでしょう?ベレー帽です。こんばんわ。


予想外の挨拶はさておき、今日は映画を二本見ました。ナルニアとドラえもんのび太の恐竜2006です。

まずナルニアですが、原作読んで一冊だけで挫折してたんですが映像だとどうだろうと思ってみたもののやっぱり駄目でした。
これ基本的なこと全て破ってる気がしますね。

ノックスの十戒 Father Knox's Ten Commandments

イギリスの推理作家・聖職者のロナルド・A・ノックス(1888-1957)が提唱した「推理小説の禁じ手」。

  1. 犯人は話の最初から出ている人物でなければならない。しかし、読者が疑うことのできないような人物であってはならない。
  2. 推理方法に超自然的な力を用いてはならない。
  3. 秘密の部屋や通路を用いてはならない。
  4. 未知の毒薬や難しい科学上の説明を要する装置を犯行に利用してはならない。
  5. 中国人を登場させてはならない。
  6. 偶然や第六感で事件を解決してはならない。
  7. 探偵自身が犯人であってはならない。
  8. 探偵は読者に提出しない手がかりで解決してはならない。
  9. 探偵のおろかな友人であるワトスン役?は彼自身の判断を読者に隠してはならない。なお、ワトスン役は一般読者よりごくわずか知能のにぶい人物がよい。
  10. 双子や一人二役はあらかじめ読者に知らせておかなくてはならない。


5の中国人ってのは当時のイギリスでは
中国人はそもそもうさんくさいので出しちゃ駄目っていうちょっとした差別。現代には当てはまらないと思います。

探偵小説を書く時の二十則
http://www.e-freetext.net/20rule_j.html

こっちも長いけど似たようなもの。


まあナルニアの話に戻すと、ネタバレだから言わないけど説明なしでいきなり起こるご都合主義が多過ぎるんですね。小説だとどうだったかは読んだのはもうだいぶ前のことなので忘れました。
ファンタジーだからといって、というかだからこそ守らなきゃいけないルールはあると思います。

大体さあ、女の子が可愛くないんだよ!ハーたん級を見つけてこいよ!

o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

で、ドラえもんの方ですが

あれ?確かベレさん声優変わったから見ないって言ってなかったっけ?

言ったよ、でも、だって気になるじゃないか!

最初から否定的な目で見てたことは確かに事実ですが、私ある程度の公正な目を持っており嫌いなディズニーランドでさえ内容を知れば認めざるを得ないとコロコロと柔軟な対応をします。

でもドラえもんはなあ。最後までのび太に似た黄色いシャツと青いタヌキが何か喋ってるって感じでした。ぴー助の神木隆ノ介くんはショタでない俺にとっては棒読みすんなよ!このガキが!という感じでしたね。ピューイという言葉だけで全感情を表現するにはまだ幼いかと思います。選んだ奴が悪い。恐竜ハンターの黒マスクの男役の船越栄一郎は良し!(そもそも彼は週刊○○○○の司会でオタク界での評価は高い。麻生大臣と同じでこっち側の人間だということが知られている。)

その他、脚本的にも絵的にも不満が沢山あり、ああやっぱり漫画版が究極だなあと再認識しました。私は80年版にも不満を持っています。こちらは声に不満は無いですが、やっぱり脚本で。

まあ2時間くらいでは大山ドラの声は全く揺るがなかったですね。

うーんやりたい事は分かるんですよ。そもそも新作でなく恐竜を持ってきたところとか近年の結婚前夜とかの傑作短編のリメイク路線自体には賛成です。作ってる人もファンなんだろうなあというのは分かります。

でも何故かこう、同じイスラム教同士でもシーア派と
クンニ派に分かれて争ったりする訳です。
ファン同士で争うなんて悲しいことです。


以前wikipediaのF先生の項に


ドラえもんの登場人物の一人であるジャイ子の本名を募集しようという話を持ち込んだところF先生は暫く考えた後にこういったそうです。「やっぱり止めましょう。もし○○○子と決めてしまって広まった途端に、同じ名前の女の子がジャイ子と呼ばれてからかわれてしまってはかわいそうだから。と。

言うのを私が書き込んだことがありましたが、12日後には

*編集部がドラえもんの登場人物の一人である[[ジャイ子]]の本名を募集しようという話を持ち込んだところ暫く考えた後に、本名を決めると同じ名前の子どもいじめらるといけないから、との理由で結局決めなかった。そのためジャイ子の名前いまに公式に「不明である。F氏の子どもに対する気遣いが伺えるエピソードである

と辞書らしい表現に改めましたと書き換えがありました。

これ自体は私も非常に納得して、ああ成る程そっちの方が良いなと即効で意見を変えていたのですが

その翌日に

ジャイ子の話は「ドラえもんの登場人物」でも「剛田武」の項でも紹介されているので、作者の項でわざわざ特筆すべきではないので削除

とされてしまいました。



私としてはこのエピソードが知られたのは、ごく近年のことでファンの間ですらまだ周知されておらず目立つように配置したかったのと、ドラえもんの登場人物とか剛田武の項は階層の下のほうで見つけるのに時間が掛かり、おそらくそこは初めからそのエピソードを知ってる人しか見つけられない場所ではないかと思います。

ので、また載せました。誰かが改良してくれた方を。

、、、しかし何でファン同士でこんな不毛な戦いしなくちゃならないんだ、、、。



ドラえもんにこんな台詞があります。

「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」

私にとっての人生の教科書である「ドラえもん」ではさらりと凄いことを言ってたりします。この台詞も別に決めのシーンでも何でもなく、ただの
ドラとのび太の普通の会話だったりします。

そういえば今回の恐竜2006でいいところが一つありました。しずちゃんのシャワーシーンが萌えます。裸は直接は見せてなく髪が濡れる描写だけなのですが、それがまた良いと思いますがいかがでしょうか?
wikipediaにシャワーシーンが萌えると書いても良いでしょうか?

ついでに言えば私29になっても、漫画版のび太の恐竜でジャイアンの熱い台詞のシーンで必ず泣きます。それもwikipediaに載せても、、、