東洋一怖いロープウェイ


登山中に出会った人に東海自然歩道の完歩を目指している人と会いました。その人も神奈川から来たそうです。色んな人が居るもんだなと思ったものですが、自分はサルのキンタマを見に来ていたのを思い出しました。ベレー帽ですこんばんわ。




今年からスキル「旅行中の登山」がアンロックされました。

今回は新幹線利用の登山です。

遠征では公共交通機関が頼りなので、必然バスが沢山出ているような有名な山だけになります。

雨の日の代替案が立てられる立地。

融通が利くロープウェイがあるところが望ましいです。午後は雨になるとか、所要時間の短縮の為です。

諸々考慮して、今回は三重県と滋賀県の県境にある鈴鹿山脈の人気の山。


御在所岳にしました。


日本百名山からは外れていて、二百名山なので関東の人は普通知りませんが、
ある理由で有名な山です。

この山はロープウェイとスキーリフトを乗り継いで、Tシャツとサンダルで山頂まで完全に行けてしまいます。

遠征では往復ともロープウェイを使っても、私ルールではOKなんですが、この山では中登山道を通らないとその名所が見られないので、
徒歩で2時間30分掛けて登るとします。

湯の山温泉駅から中登山道まではタクシーか、バス+徒歩40分なので、



有名な温泉旅館廃墟群を見ながら登山口に向かうと良いでしょう。私は時間の都合でタクシーにしました。



途中に白い鉄塔が見える山の山頂まで行きます。標高差で言うと730m、山頂は1212mです。




(これはネットで拾った画像)

まずは、おばれ石です。おんぶされる石ですね。



撮影スポットが見つからず、全景が撮れなかったです。挟まって支えるピサの斜塔てきな写真は撮りましたが。



この地蔵岩を見に来たのです! 

落ちない岩という事で合格祈願に登る学生が多い
ようです。この奇岩で有名な山なのです。


ロープウェイだとここをすっとばしてしまうので徒歩だったのです。

登りロープウェイにして下山で見れば楽チンなのでは?と思うかもしれませんが、





キレットという恐怖の谷間が合ったり、トラバースという崖の横移動があったりして、
危険な道が多いので、下山で行くのは尚更怖いと思います。



初心者向けの山と書いてありましたが、絶対初心者は行かない方が良いです。
体力的にも相当きついし、うっかり死ぬ箇所が沢山あります。



絶景に関しては山頂よりも途中の方が良いように感じました。

山頂は広大なスキー場、または山上公園となっているので、広過ぎ感があるのです。





何故か花の百名山にも含まれていないので、マイナーなんだよなぁ。絶景ぶりでは筑波山と互角だよこれは。



霞んでて良く分からないですが、遠く琵琶湖も見えている筈です。



伊勢湾と四日市の石油コンビナートがうっすら見えます。雲一つない快晴なのに少しぼんやりです。

富士見岩があったので、二見浦の夫婦石みたいにここからも富士山は見えるようです。多分かなりレア。



ネットから

裸眼じゃ厳しそうね。

私としてはもう完全に登山完了で、ただ帰るだけだったのですが、
風が強いとロープウェイが運休するかもしれないという怖い話を聞いて、帰れるときに帰ろうとあまり滞在せずに帰ります。さっき否定したばかりなのに俺、下らなきゃいけないの?




大丈夫でした。



いやいや、大丈夫じゃない!

なんだこれ、高所恐怖症なので、ロープウェイとか苦手なんですが、そーいうレベルの話じゃない。



全然知らないで乗ってしまった私の絶望を想像してください。

私は高所恐怖症なので黙りこくってしまっているので、一般的なリアクションをこちらで。


やっぱり高所恐怖症じゃなくてもでも怖いよなぁ。

2時間かけて徒歩で下山した方がマシだったかもです。目を瞑っても


ゴンドラが観覧車サイズで、風で揺れるんです……

ちなみにこれが12分続きます。


ロープウェイなんて10や20は乗っている私ですが、文句なく一位の恐怖です。もしかしたら黒部ロープウェイも凄かったのかもしれませんが視界0の日だったので。この日に限らず地形でここは強風が良く吹くそうです。

思わずロープウェイ乗り場に売ってたロープウェイ資料本を即買いするほどでした。資料スペック等を比較すると、日本一怖いロープウェイで間違いなさそうです。

三重県って伊勢神宮以外は全く知られていないんだけど、もっとyoutuber呼んで御在所ロープウェイを推した方が良い。 名古屋に出張やライブが多い人も名古屋から70分の直行バスが出てるので御在所ロープウェイに行くべきだと思う。登山はしなくても良い。ロープウェイに乗る為に来るべき。

ロープウェイは普通索道と言って鉄道に含める鉄オタも居ますし、私もケーブルカーの延長でそう思っていましたが、これ以降わたしの中では、ロープウェイは飛行機です。