ほほう、日本唯一の野鳥観察専門雑誌。そーいうのもあるのか！
前にヤンキーの専門誌チャンプロードを買ったことがありましたが、全く縁の無かったジャンルを知るのは大事と、買ってみることにしました。
実際、そのいらない猫の好奇心が、ドール沼にハマったり、登山にハマったりするのだが後悔はしていない。
さっそく読んでみますと、いきなり分からん世界ががバンバン飛び交う。
最初の記事がまず
サラリーマンバーダー 世界を行く
森の宝石ヤイロチョウを求めて
まずヤイロチョウが分からんし、我々Pitta Chaserの聖地であるボルネオに向かったなどと、
我々？
おおぅ俺もそうだったのか。いつの間に。
pitta chaser＝生涯をかけてヤイロチョウを追い求める人たち
日本にいるのはこれらしい。居る？こんな凄いの？
確かに追い求めるのも分かる気もするが、余暇にボルネオに行くサラリーマンに遭ったこともないし、テントを張って夜明けから日暮れまで5日間もジャングルに篭る海外旅行なんて、もうそれは冒険家か何かでは？
タイガーリーチと呼ばれるヤマビルに、吸血されて初めて一人前とか
なるほど、これはやべえ世界だ。
道理で気軽に誘ってくるバードウォッチャーが居ないわけだ。 生半可な趣味じゃないパターンだ。
仮に始めるとしたら、どんなギアが必要なんだろう。
ちなみにギアはアウトドア系の人が言う道具の事で、我々オタクだとガジェットとか言う。
まずは何は無くとも双眼鏡からみたいだな。
初心者用のオススメはと……2万円。
価格も性能も重視したい……2〜5万円
良いものを長く！妥協しない……9万円以上
うむ、なるほど。どのジャンルの世界も良いものは高いのはそうだけど、1000円くらいのオペラグラスじゃ駄目なんですかね。 まあそんなオモチャくらいのはこの本を買う前に買っているか……。この本1100円だし。
私が高いなあと思って買った、愛用のペンタックスのパピリオは初心者用でお勧めされていました。
バードウォッチング用のコーディネイトは、私なんかは普通に雨や寒さをしのいだりするのなら、登山と共用で良いのかと思っていたら、こちらカモフラージュが必要でして、登山の蛍光色カラフルウェアじゃ駄目みたいですね。 そうだよなぁ、こっちは熊鈴つけて動物を追い払ってたわ！
ふくら雀のようにただ厚着すればよいという物じゃない。という謎のバードジョークも飛び交います。
ふくら雀は冬のモフモフのスズメの事だが、そんな当たり前のことはいちいち説明してはくれません。
他にもシギチ
＝シギ・チドリ類をまとめて総称する言葉らしい
JIZZ＝鳥の外観や生息地、特徴などから絞り込んでいき、鳥を同定していく探偵的行為。来月までのクイズになっています。
電柱鳥類学とか、鳥クンのコラムとか、など興味深い記事が満載です。
今年はコロナでオンラインだったみたいだけど、この世界にもジャパンバードフェスティバルというイベントの案内も。
意外とこの主催は我孫子の方で、日本野鳥の会とは関係が無いようだ。
来年は、お試しで行ってみようと思います。
今回この雑誌とコラボしている、まんがタイムきららでも
しあわせ鳥見んぐ という百合漫画も始まりました。 あれ、ひょっとしてバードウォッチング来てる感じ？
バンドやったり、キャンプしたり、小惑星探したり、アニメ作ったり、ツーリングしたり、鉱石探したり、まったく女子高生は最高だな！
まあ、読んでみたら女子高生じゃなくて美大生でしたが。（想像ですが車が無いと話にならないのでしょう）
結局おっさんの趣味の擬人化なんだよなぁ……それも結構迷惑な教えたがりおぢさんの女子高生化。
